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生活指導に医療コーチングを活かそう!

〜楽しくて意味のある指導時間をつくるためのツールとしての医療コーチング〜

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 時には一歩引き下がり

クライアントに自分で前に歩ませるのが

いいときもあります


これもスキル


私は1歩でも2歩でも引いている気がする

相手が得たいものは私が得たいものではない

ただ、私は相手が得たいのならば

得られるようにサポートしたい



例えば、生活習慣で

食事を気をつけたいと言ったとする

どんなことで気をつけるのかについて

いろいろと話してもらう

そうですかと

その方法を受けとめて

続けていくといいですねと伝える

でも、その後にもっとこうしたらとか

他にもこんな方法がありますという

いわゆる食事指導でいうノウハウを伝えたりはしない

もちろん相手が望めばいくらでも説明はするが


相手にまだ自力で進める力があると思うときは

相手に任せる

時には、放任し過ぎるほど任せきっているかも!?


ただそこで何が得られたか

成功なのか、失敗なのか

自分で選んでやってみたことで

その実感はより強く感じるはず

そこの学びを大切にしていきたい


まずは一歩引き、相手が自分で前に進むことを

見守ること
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 前回の承認に続き

今回はアンカリング

これはNLPで扱うアンカリングとは少し違ったものである

コーチングでいうアンカリングは

自分が誰であり、どこにいて、何をしていて

今まではどこにいたのかを

クライアントに思い出してもらうためのスキルである

現在地を知るという意味もある



患者さんと対峙してコーチングをする際に

これまでのデータを思い起こしてもらうことをする

1年前のデータ、半年前のデータ

そして現在のデータ

そしてこれまでの軌跡をたどってもらう


自分でしていて、ふとこれはアンカリングだなと思った

過去のデータと今のデータを見比べる

そして数年のデータの揺れ幅を見直す

これは相手に相当の気づきと

安心感や達成感

そして、反省も促し

これからのことを考えるきっかけになる


おそらく診察室でも、保健指導や、生活指導の場面でも

よく行なわれていることだと思う


私はそこで+αして欲しいことがある

それは、そのデータをみて

責めたり、激励したりするのではなく

そっと指し示し、信じてサポートする材料に使って欲しいということ


そのほうが相手には事実のままに伝わり

相手の中で消化されていく


どう考えて、今後どうしていったらいいかを

考えるのは相手で

行動するのも相手であるから


医療者は、それを聞き取ってあげたらいいのだと思う

自分の言葉にしてもらい

応援してあげたらいいのだと思う

2度目にコーチングスクールに入った時に

いろいろと目新しいものがあり 

コーチングとは奥が深いと思った

コーチング100のスキルはその一つ

100もスキルがある!!!

最初のコーチングスクールでは

そんなに沢山なかった。。。

こんなにスキルがあるんだ!!!

本当に驚いた

そして今はその100のスキルを

医療コーチングとして

伝えていきたいと思い始めた

自分自身のコーチングスキルの復習も兼ねて



今回は承認のスキル

このスキルは相手に対しても、そして自分に対しても

とても大切なスキル



例えば保健指導で、病院の外来で、

初対面の人と話をする場面で

とても大事な話をすることがある

医療者としては日常茶飯事な事でも

一人一人のかたには初めての事だったりする

そのような重要な話をする時には

コミュニケーションスキルはとっても大切になってくると思う

マニュアルはあったとしても

相手は一人一人違う人

人間関係がしっくりといっていないのに型通りの話をして

どれだけ相手に有用な事が伝わるだろうか?



承認のスキルは相手を認めて

相手の存在をそのまま受け入れる

そしてそれが相手にも伝わるようにする


承認することが人間関係を構築していくときに役に立つ



そして病気という不意に向き合わなければならない現実と

折り合いを付けていかなければ

どうにもならなくなったときにも

承認のスキルは重要である

相手の存在をそのまま認めることは

存在意義を強化してくれる

自暴自棄にならないで、少しでも前向きに考えていけるような

そんなサポートができる


承認のスキルは決して難しい事ではなく

当たり前に普段からしている事も多い

例えば

挨拶をする

その人の名前で呼ぶ

これは当たり前にしている事だと思う



そして、その人の在り方をそのまま受け入れる

そのまま受け入れるというのは

こちら側に先入観や思い込みとといったものがあると

邪魔をすることが多いが

承認されることで初めて人はこころを開く

こころを開いてもらうために、相手をそのままに受け入れる



もしかしたらスキルというよりマインドなのかもしれない

相手を認めるこころが

相手にも伝わっていくのかもしれない

だとしたらスキルとしてだけ使っても役には立たない


こころから相手を承認することで

このスキルは生きてくる


そしてこころを開いて話してくれる相手に

私たちが承認されるのだろう



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