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生活指導に医療コーチングを活かそう!

〜楽しくて意味のある指導時間をつくるためのツールとしての医療コーチング〜

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始めたのは2008年2月

今までに関わった方

わずかに9名

回数は25回だけ



しかし

これが私のしたかった院内コーチングなんだろうか?



当初はもっとたくさんの機会を得たいと思っていた

毎日とはいかなくても、毎週何人かの人と話をしていて

記録用紙なども準備をしていたし

生活習慣の改善にコーチングは活かせる!

それを実践して証明したかった




しかし、始めて見ると

診療以外の時間を使って話をするので

仕事に食い込まないようにすることがまず大変だった

話が長くなると、途中で話を終わらせなければならなかったり


さらに、困惑したのは



コーチングの場合は

答えは相手の中にある

だからコーチはそれを引き出せばいいと言う


しかし患者さんの中には答えを出してくれない人もいる

「どうすればいいのか、教えてもらいたい」

「私には何ができるのでしょうか?」

そんな答えが返ってきて

私が答えを用意しなければいけない場面があった


実は生活指導を本格的にした事はなく

答えを用意して相手にそれをさせるというのは

私にとっては難しい事だった


それでも何とか相手に行動目標らしきものを設定してもらい

日々の中で実際に行なっていってもらえるように

それがよりやり易いようにイメージしてもらい

話を終了させていた


これが、今までに私がしてきた

院内コーチングである



生活習慣の改善にコーチングで関わる事が

確かに機能しているという感触はある

検査のデータが良くなる方もいるし

話をして自分が何をすればいいのかがわかる事で

前向きに生活習慣を良くしようとしている人たちがいる



しかし

証明するには

実際にどうすれば機能するのか

具体的に方法を示していき

エビデンスも求められるのだろうか?

まだまだ工夫を重ねる必要があると感じている




始めてみて

壁に当たり

この壁を乗り越えるための方策をいろいろと考えている


その一つとして

健康管理士一般指導員の資格をとることがあった

健康について広い知識を得て

生活習慣を改善するための知識を学んできた



院内コーチングを活性化させるために

健康便りも作ろうと考えている

昨日ようやく健康便り1号を作り

明日には職場に持っていき

了解が得られれば

パンフレットという形で来院するかたに

自由に見てもらえるようにする


パンフレットを読む事で

興味を持ってもらえた方と

院内コーチングができたらいいなと考えている


そして

こんな最中に

凄いリクエストをいただいた


生活習慣改善にコーチングを生かすノウハウ本を書いてみませんか?

というリクエスト(?)


出版社の方からメールをいただいただけで

何も具体的にはなっていませんが



コーチが時にクライアントに無理なリクエストをしたりする

それによってクライアントの中で変化が起こることがある


まさにノウハウ本を書いてみませんか?

というのはこのリクエストの作用があり


私の気持ちの中に大きな変化を起こした



自分で始めた院内コーチングが

良いものだとわかっていても

どうも上手くいかない

実践を積みたいのになかなか相手はいないし

どうしていったらいいのか?

モチベーションは下がるばかりだった


しかし

このリクエストは私の気持ちの中に

大きな変化をもたらしてくれた


やる気もアップし

初心も思い出させてくれた

スキルアップも要求されて

さらに工夫を重ねていこうとしている事への

大きな承認となった


本が書けるほどの経験はないけれど

それでも伝えたい事はたくさんある


今からさらに院内コーチングを発展させて

症例報告をして

コーチングの有用性を検証できるようにしていく



これからはそういう事を意識して

院内コーチングをしていったらいいんだという

具体的な目標が見つかった



続けていく事は

並大抵ではないなと思っているけれど

気持ちがあれば先に進むべき道も開けてきて

また頑張ろうと思えてくるものなんだなと

思っている






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夏休み前から始まった外来の混雑は

可笑しいくらい


診療の中で、実践しているコーチングのスキルを使った会話を

メモをする暇さえ無い

いや、本当はメモをする時間はある

しかし疲労感から手放してしまう瞬間もある


コーチングセッションでこのことについて話してみた

思いを新たにメモをすることにチャレンジしたい


当たり前になっていて意識しないとわからなくなっている

会話の中でのコーチングスキルは

書き出せば、いくらでもあると思っている


だいたい、外来でこんなに話をする場面が多い医院が他にあるのだろうか?

そんな医院に、私はいまだに行ったことが無い

そして話をしているのはほとんど外来を訪れている、いわゆる患者さんと呼ばれる人たち

私たちが話をしている時間よりもきっと長い


なぜなのか?

私たちが聴いているからだ

と、これは当たり前のことだけれど

それが実践され続けているから

誰もが何でも話せる雰囲気が診察室にはあるのだろう


中には、待ち時間が長いのは

そうやって関係のないことまで長々と話をしているからだと

怒り出す人もいる

もっともだと思う


しかし、よく考えて欲しい


人の体を診ている医療の中で

信頼関係もなく、話もしないで

全て任せられるのだろうか?


命さえあずけているのだ


ふつうの人以上に信頼関係がなかったら

上手くいかないときには 

こじれて裁判沙汰になる可能性もある


医療者だけが相手である患者さんを知るのではなく

お互いに相手のことを知っているからこそ

信頼関係は出来上がっていくのではないだろうか?


3分だけの診察とか

5分間の診察の義務とか

お貧相で話にならないと思っているのは私だけではないのではないか?


私だけでしょうか?


とにかく、今は外向けに発信できる情報収集に

意識を持っていくようにチャレンジし続けたい


診察室で交わされている会話の中での

たくさんのコーチングスキルを伝えられるように
院内コーチングと称して始めた生活習慣改善コーチングは

もう1年半近くなる

最近は職員の勤務環境が少しずつ変化をして

つまりは仕事を時間内に集中してまとめてするようになり

患者さん相手にコーチングの時間を作る事がかなり難しい状況となっている


朝の診療開始前と、午後の診療開始前に時間を取っていたセッションだが

朝は受付開始時間を遅くしたことに伴い

診療開始前の時間が30分から20分に短縮された

受付開始時間に入り口の扉の鍵を開けるので、

それまでは来院者は中には入れない


さらに今まで午後の仕事終了時にしていた掃除を昼休みにすることになった

すると昼休みの時間が当然短くなる

今まで午後の診療開始前の13:30〜13:55にセッションの時間を設定していたが

昼休みに入る時間は13:15を過ぎる事が多い


朝の開始時間は遅くなり、午後の仕事終了時間は早くなり

従って仕事の拘束時間は短くされた

パートが増えて、職員が減った事で

職員に仕事が集中してしまう事を回避するための改善ではあるが

私がセッションの時間を持ちたいと思って確保していた時間は

事実上どこかへいってしまった

もちろん無理をして続けていく事も可能ではある

だけどどうかな?



そんな経緯があって

コーチとのセッションの中でも話をして

初心に戻り

診療の合間にコーチングをするタイミングを作れるように

それこそショートショートコーチングをするために

始めた事がある

それは、まずは意識化するために

メモを取るという事

会話の中で、これはコーチングのスキルが効いていた という

その瞬間の記録を取ろうとし始めた

その記録を取るという習慣をつける事から始めた


が、しかし

メモを取ろうとしているのに

書くタイミングがなかなか無い

1時間あたり2回くらいメモを取るタイミングを作って

書こうとしていた


これだけ意識しているのに

私の手が空くことがなかった

昨日はたまたまそういう日だったと思って

また明日挑戦しようと思っている


意識するとリアルな現実がよくわかるという事が面白かった


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