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生活指導に医療コーチングを活かそう!

〜楽しくて意味のある指導時間をつくるためのツールとしての医療コーチング〜

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               生活習慣の改善をサポートするコーチの根岸です

 
脂肪細胞が内分泌臓器だった!

このことは20年近く前から分っていたことだった

しかし最近になって本で読むまでは私自身も知らなかった

看護学校を卒業して28年が経つから

勉強することなく今までを過ごしていたのかと反省するけれど

でも脂肪細胞がホルモンを出す内分泌器官だったとは

しかも人によっては数十キログラムも脂肪細胞がある

知らなかったら困るし、生活習慣病には多いに関係がある


その脂肪細胞がどんなホルモンを分泌しているか

詳しくは診断と治療者から出ている「メタボリックシンドロームディクショナリー」を参照して欲しい


簡単にいうと

アディポサイトカインというホルモンが分泌されている

このアディポサイトカインには善玉と悪玉があり

善玉はアディポネクチンを

悪玉は遊離脂肪酸、TNF-α、アンジオテンシノーゲン、PAI-1を分泌している


あまり一般的なものではないでしょう

私も詳しいところはこれからもっと調べていきたいと思っている

問題はこれらのホルモンが何にどう作用しているかだと思う

アディポネクチンは善玉と言われるくらいだから

悪いことはしていない

その作用はインスリン感受性増強作用と抗動脈硬化作用である

すなわち動脈硬化と糖尿病を防いでくれる


問題は悪玉のアディポサイトカインが何をしているかだと思う

この悪玉は脂肪細胞が肥大化することで増加してくる

遊離脂肪酸は脂質代謝異常とインスリン抵抗性に関係し

TNF-αはインスリン抵抗性に関係する

アンジオテンシノーゲンは血圧を上昇させ

PAI-1は血栓形成に関係する


つまり、肥大化した脂肪細胞が分泌するホルモンが

糖尿病や動脈硬化、高血圧の発症や悪化に関係しているということです


太るということ、脂肪が増えるということで

体内で意志に関係なく困った作用を起こしていることが分ると

難しいかもしれないけれど

この脂肪細胞を減らしましょうと懇願したくなる

生活習慣病を未然に防ぐにはやはり体重を落として

脂肪細胞を小さくしていくことが大事なんだと思う


更に体重を落とそうとする時に抵抗する体内での仕組みもある

これについては次回に書いてみたいと思う

今夜はこのへんで...私にとって大事な休養を取ることにします^^V

 
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